盆栽を初めて購入される方必見!
盆栽の選び方とはじめ方のポイントをわかりやすく解説

盆栽を始めるにあたり、どの種類の盆栽を選んだら良いのか迷う方は多いでしょう。また、購入した後の管理や育て方が不安だという方も多いはず。

そこでこのページでは、盆栽を選ぶ際に参考となるポイントと、購入後の維持管理方法について解説します。

盆栽の種類

盆栽は植物の種類によって、5つに分類されています。

  • 松柏(しょうはく)盆栽

    松柏盆栽とは、定番ともいえる松や杉、真柏などの葉が細い針葉樹の盆栽。
    常緑針葉樹なので、一年を通して緑の美しい姿を楽しめます。丈夫で枝が柔らかく曲げやすいので様々な樹形が作りやすいのが特徴です。

     

    松柏盆栽のうち、もっとも定番とされるのが黒松(くろまつ)です。幹が太く、暑さ・寒さにも強く丈夫なので、初心者でもチャレンジしやすいでしょう。

     

    適切に植え替えを行うと樹齢が400年以上にもなるといわれています。

  • 花もの盆栽

    花もの盆栽とは、その名のとおり花が咲くのを楽しむ盆栽です。ほかの種類の盆栽と比べて枝が伸びやすく、花が咲いた姿はインパクトがあります。
    また、開花によって四季を感じられて香りも楽しめます。

     

    花もの盆栽は育てやすいものが多いですが、なかでも桜や梅は、盆栽初心者にもおすすめです。

  • 雑木盆栽

    雑木盆栽は、紅葉したり落葉したりと、季節ごとに変化する姿を楽しむ盆栽です。

     

    葉もの盆栽でメジャーなのがモミジやケヤキで、上手に育てると秋に紅葉した姿を観賞できます。

  • 実なり盆栽

    実のなる樹を仕立てた盆栽。実をつける様子を楽しむ盆栽です。小さな実が大きくなり色づいていく様子を鑑賞できます。花も楽しめる樹種もあります。

  • 草もの盆栽

    山野草などの草を楽しむ盆栽。苔や身近な草などとも合わせた寄せ植えなども人気です。

盆栽の大きさ

盆栽を樹高(鉢の縁上から植物の最上部までの高さ)で分類すると、大きく以下の3つに分けられます。

  • 大品(普通)盆栽
  • 中品盆栽
  • 小品盆栽

中品盆栽の中でも小品盆栽よりの小さめのものを「貴風盆栽」、小品盆栽も大きさにより「ミニ盆栽」、「プチ盆栽」、「豆盆栽」などと分けて呼ばれています。

 

ただし、大きさによる分類は、定義がはっきりしない点もあり、樹形やボリュームによって変化したり、人によって異なることもあります。

※大品盆栽が40cm以上、45cm以上、60cm以上と定義されている場合もあります。

初心者におすすめの盆栽

初心者の盆栽は丈夫で、耐寒性、耐暑性のあるものが良いでしょう。

鉢は深めで比較的土が多めに入るものだと管理しやすいです。
ミニ盆栽からはじめてみるのもいいですね。


初心者の方が一番心配されるのが、「枯らしてしまわないか」ということです。
盆栽は難しそうに見えますが、ポイントをおさえてしまえば簡単に枯れることはありません。

ここからは、盆栽の管理方法について解説します。

盆栽の管理方法について

盆栽の管理において重要となるのは「置き場所」と「水やり」になります。

上記2点に加えて、時期に応じて肥料を与えたり、消毒を行なったりします。
また、2〜3年に一度を目安に植え替えも行います。

※肥料や消毒などは樹種によって若干の違いがあるので、お持ちの樹種に応じた時期や実装方法を推奨します。

水やりの基本

鉢底から水が流れ出るまでたっぷりと水を与えてください。この時、土だけでなく葉にも水を与えることが大切です。

【季節に合わせた回数の目安】

・春秋は1日1回
・夏は1日2回
・冬は2日に1回

※上記は目安です。土が乾いていると感じたら水やりをしましょう。

 

<根腐れしないために注意したいこと>

鉢の表面に水が溜まった状態や、受け皿を使用して水が溜まって水浸し状態になると根が弱ります。
受け皿に水をためないようにし、水はけが悪くなったら竹串などで鉢底まで突いて水がはけるようにしましょう。また、根詰まりをおこしてないかの確認のために、水やり時には水はけも注意して見ておきましょう。

水やりは水分を補給するだけでなく、水が鉢底から流れでるときに土中のガスや空気を新鮮なものに入れかえるという役割もあります。

置き場所について

<基本の置き場所>

樹種によって若干異なりますが、屋外の適度に日の光の当たる場所(最低3時間くらい)に置いてください。

夏の直射日光を好まない紅葉やケヤキなどの雑木類は、葉焼けを起こしてしまうことがあるので、日中の強い日差しを避けられる場所での管理を推奨しています。

<置いてはいけない場所>

  • エアコンの室外機の前は乾燥するため厳禁です。
  • 地べたに置くと虫が付きやすくなります。棚の上がよいでしょう。
  • 石や鉄、コンクリートなどの熱がこもる材質の上もオススメしません。

<室内で置く時の注意>

室内で鑑賞したい時は、週に3日くらいまでにとどめ、風通しがよく、日がよく当たり、室温が一定の場所に置いてあげてください。
エアコンの風の当たる場所は乾燥するため、厳禁です。

  • 消毒

    1〜2ヶ月に1回消毒をしておくと害虫や病気の予防になります。

     

    殺虫・殺菌成分が配合されているベニカファインスプレーは、ホームセンターで購入できるのでオススメです。

  • 肥料

    温かくなった春先から肥料を与えます。

    ホームセンターで購入できる液体肥料や置き肥などを与えると良いでしょう。

     

    ※肥料の使用方法については、商品に記載されている用法・用量をご確認の上、正しくお使いください。

  • 植え替え

    2〜3年に一度を目安に植え替えます。

     

    植え替え時に使用する土はホームセンターなどで購入できる赤玉土を推奨しています。